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性感染症薬のクラビットには副作用がありますので服用には注意が必要です

クラビットはニューキノロン系塔菌薬であり、性器クラミジアに大変効き目がある薬です。性器クラミジアでは80%以上の効き目が認められており、さらに性感染症による症状以外にも気管支炎や中耳炎、扁桃炎や肺炎、副鼻腔炎や麦粒腫といった身近な病や感染性の腸炎、腸チフスなどの重い病気まで症状を軽減したり改善したりする効果があります。抗菌薬であるので、効果も大変高く症状を速やかに軽減することが可能です。

クラビットはレボフロキサシン水和物が主成分の薬であり、大変効き目は高いものの、注意すべきことや副作用があります。まず、クラビットを服用したことがあり、以前に過敏症であるかゆみや発疹を起こしたことがある人は使用することができません。もちろん妊娠や妊娠をしている可能性がある人も、安全性が確立されていないため服用できず、授乳中も母乳の中に成分が移行することがあるので服用することはできません。乳児や幼児、小児に対しても安全性は確立されていないので、投与しないことになっています。さらにクラビットの場合、腎臓から排出されるので、腎機能が低下している高齢者は慎重に服用しなくてはなりません。

副作用には、胃腸障害として、下痢や軟便、腹痛や食欲不振、胃や腹部の不快感、吐き気があげられ、頭痛や不眠も起こることがあります。特に多いのが悪心で発現率は3.3%、次いで多いのがめまいの3.1%となっており、消化器系や精神神経系の部分に出ることがわかっています。不眠や頭痛が起きた場合や、腹部の不快感だけでなく下痢や嘔吐が何度も続く場合は、クラビットを一度中止して医療機関を受診しなくてはなりません。

重篤な副作用には、肝機能障害やうつ状態、けいれんや間質性肺炎、血小板の減少、アナフィラキシーショックなどが起こります。白血球の減少は2.7%と比較的高く、肝機能関係もALTの上昇が1.7%確認されています。血小板の減少、好酸球の増加といった血液に関する異常が起こることがあるので、定期的に検査を行います。なお、血液系の異常には初期症状としてめまいや貧血が頻繁に起こりますし、精神症状ではうつやせん妄、錯乱が現れる可能性があります。いずれの場合も症状が出た場合は一度使用を中止してください、この他には、味覚の異常や耳鳴り、視覚異常が起こることがあります。このような場合そのままにしておくと匂いがわからなくなる無嗅覚になってしまう場合もあるので注意が必要です。